ヒカルの碁 人気投票TOP10|第1回・第2回

第1回の1位は藤原佐為(6,673票)、第2回の1位は伊角慎一郎(11,366票)です。

『ヒカルの碁』の読者人気投票は「ピカイチキャラコンテスト」の名称で2回実施され、結果はいずれもジャンプ・コミックスの巻末に掲載されました。第1回は単行本8巻、第2回は単行本13巻に収録されています。この記事では両回のTOP10を得票数つきで並べ、2回のあいだで順位がどう動いたかまで整理します。

【ネタバレ注意】本記事には『ヒカルの碁』単行本13巻(第2回の結果掲載巻)までの登場人物と、その時点までの物語展開に触れる記述が含まれます。

ヒカルの碁 人気投票TOP10(第1回・第2回)

公式の集計結果として単行本巻末に掲載された順位と得票数を、そのまま並べます。順位の根拠はすべて得票数です。

第1回ピカイチキャラコンテスト TOP10

順位 キャラクター 得票数
1位 藤原佐為 6,673票
2位 加賀鉄男 6,571票
3位 和谷義高 5,517票
4位 進藤ヒカル 4,431票
5位 塔矢アキラ 3,586票
6位 三谷祐輝 3,124票
7位 筒井公宏 2,309票
8位 緒方九段 1,596票
9位 奈瀬 1,389票
10位 岸本 1,302票

1位の藤原佐為と2位の加賀鉄男の差は102票で、上位2人はほぼ並んでいます。主人公の進藤ヒカルが4位、ライバルの塔矢アキラが5位と、物語の中心にいる2人より佐為・加賀・和谷が上に来ているのが第1回の特徴です。囲碁部編で登場する加賀鉄男・三谷祐輝・筒井公宏がそろって上位10位に入っており、この時点の読者の関心が学校の囲碁部を舞台にした序盤に強く紐づいていたことが数字から読み取れます。9位の奈瀬、10位の岸本は院生として登場する面々で、こちらは院生編以降の伸びしろが残っていた位置です。

第2回ピカイチキャラコンテスト TOP10

順位 キャラクター 得票数
1位 伊角慎一郎 11,366票
2位 藤原佐為 3,860票
3位 和谷義高 2,712票
4位 塔矢アキラ 2,474票
5位 進藤ヒカル 2,450票
6位 加賀鉄男 2,136票
7位 三谷祐輝 1,924票
8位 筒井公宏 1,050票
9位 緒方九段 994票
10位 冴木光二 576票

2位以下が2,000〜3,000票台に収まっているのに対し、1位の伊角慎一郎だけが11,366票と突出しています。2位の藤原佐為とは7,506票差で、得票数だけを見れば第2回は伊角慎一郎の単独首位でした。上位10人の顔ぶれ自体は第1回とほとんど変わらず、入れ替わったのは10位に入った冴木光二だけです。つまり第2回は「新しい人気キャラが台頭した回」ではなく、同じ顔ぶれの中で伊角慎一郎ひとりが一気に票を集めた回だった、と読むのが正確です。

2回の投票で順位がどう動いたか

キャラクター 第1回 第2回 変動
伊角慎一郎 13位(691票) 1位(11,366票) 12ランク上昇
藤原佐為 1位 2位 1ランク下降
加賀鉄男 2位 6位 4ランク下降
和谷義高 3位 3位 変動なし
進藤ヒカル 4位 5位 1ランク下降
塔矢アキラ 5位 4位 1ランク上昇

第1回で13位・691票だった伊角慎一郎が、第2回では得票数を16倍以上に伸ばして1位に立っています。第1回から第2回のあいだに、伊角慎一郎はプロ試験編での挫折と再挑戦という長い出番を通っており、その時期に読者の支持が集まった形です。ただし「どの回のどのエピソードが票を動かしたか」は公式に説明されておらず、ここは推定になります。

もう一点押さえておきたいのが、上位陣の得票数そのものが第1回より下がっている点です。藤原佐為は6,673票から3,860票へ、加賀鉄男は6,571票から2,136票へと半分以下になっています。順位を落としたキャラクターも含め、票が伊角慎一郎に集中した結果として全体が圧縮された形です。順位だけを比べると小さな入れ替わりに見えますが、得票数を併記すると第2回が特殊な回だったことがはっきりします。

このランキングで一番語りたいこと|伊角慎一郎の13位→1位

2回の結果を並べて一番おもしろいのは、やはり伊角慎一郎の動き方です。第1回の時点では691票、順位でいえば塔矢名人やほったゆみ先生・小畑健先生といった作者票とほぼ同じ層にいました。それが第2回では、上位陣を全員まとめて突き放す11,366票です。

伊角慎一郎は「才能でねじ伏せる側」の人物ではありません。プロ試験でヒカルとの対局中に手が出てしまい、自分から負けを申し出て、そこから中国での修行を経て戻ってくる。強くなる過程を、迷いごと全部見せてくれる人です。第1回の691票と第2回の11,366票のあいだにあるのは、その時間をずっと見ていた読者の数なのだと思います。順位の数字だけを見ると地味な逆転劇に見えますが、得票数の伸び幅で見るとかなり異常な動き方をしています。

まとめ|投票結果が載っている巻から読むなら

第1回の1位は藤原佐為(6,673票・単行本8巻掲載)、第2回の1位は伊角慎一郎(11,366票・単行本13巻掲載)でした。結果そのものを確かめたい場合は、この2冊の巻末を見るのが最短です。

伊角慎一郎が票を集めた背景を追いたいなら、プロ試験編にあたる10巻前後から13巻あたりまでを続けて読むと流れがつかめます。『ヒカルの碁』はジャンプ・コミックス全23巻で完結しており、集英社の公式作品ページから刊行情報を確認できます。電子版は集英社の公式ストアおよび各正規電子書籍ストアで配信されています。

出典・参考情報

  • 第1回ピカイチキャラコンテスト結果:『ヒカルの碁』ジャンプ・コミックス8巻 巻末掲載
  • 第2回ピカイチキャラコンテスト結果:同13巻 巻末掲載
  • 刊行情報:集英社『ヒカルの碁』全23巻(ほったゆみ・小畑健)
  • 本記事の得票数は単行本巻末に掲載された集計結果に基づきます。第1回・第2回の実施号(週刊少年ジャンプ掲載号)および総投票数は公式未発表(2026-08-06 時点)。

2回分の順位表を並べ終えて、伊角慎一郎の行にだけ矢印が長く伸びているのを見たとき、名鑑が一枚きれいに完成した気がしました。得票数まで残してくれている投票企画は、あとから読み返す側にとって本当にありがたいです。

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