ドラえもん映画 歴代全作品一覧と興行収入
- 2026.04.27
- ドラえもん
確認できる事実から、一つずつ。
映画ドラえもんは1980年の第1作『のび太の恐竜』から2026年の最新作まで、全45作品が公開されている。本記事では大山のぶ代版(第1期)と水田わさび版(第2期)に分け、公開年順に全作品の興行収入を一覧表でまとめた。
大山のぶ代版(1980年 – 2004年)全25作品
第1期は1980年から2004年まで全25作が公開された。なお、1999年以前の作品は「配給収入」で公表されており、興行収入とは集計方法が異なる。2000年以降は興行収入での発表に統一されている。下表では1999年以前は配給収入、2000年以降は興行収入を記載した。
| 公開年 | タイトル | 収入(億円) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1980 | のび太の恐竜 | 15.6 | 配給収入 |
| 1981 | のび太の宇宙開拓史 | 17.5 | 配給収入 |
| 1982 | のび太の大魔境 | 12.2 | 配給収入 |
| 1983 | のび太の海底鬼岩城 | 10.0 | 配給収入 |
| 1984 | のび太の魔界大冒険 | 16.5 | 配給収入 |
| 1985 | のび太の宇宙小戦争 | 12.0 | 配給収入 |
| 1986 | のび太と鉄人兵団 | 13.0 | 配給収入 |
| 1987 | のび太と竜の騎士 | 15.0 | 配給収入 |
| 1988 | のび太のパラレル西遊記 | 13.6 | 配給収入 |
| 1989 | のび太の日本誕生 | 20.2 | 配給収入/第1期最高 |
| 1990 | のび太とアニマル惑星 | 19.1 | 配給収入 |
| 1991 | のび太のドラビアンナイト | 18.0 | 配給収入 |
| 1992 | のび太と雲の王国 | 16.8 | 配給収入 |
| 1993 | のび太とブリキの迷宮 | 16.5 | 配給収入 |
| 1994 | のび太と夢幻三剣士 | 13.5 | 配給収入 |
| 1995 | のび太の創世日記 | 13.0 | 配給収入 |
| 1996 | のび太と銀河超特急 | 16.0 | 配給収入 |
| 1997 | のび太のねじ巻き都市冒険記 | 20.0 | 配給収入 |
| 1998 | のび太の南海大冒険 | 21.0 | 配給収入 |
| 1999 | のび太の宇宙漂流記 | 20.0 | 配給収入 |
| 2000 | のび太の太陽王伝説 | 30.5 | 興行収入 |
| 2001 | のび太と翼の勇者たち | 30.0 | 興行収入 |
| 2002 | のび太とロボット王国 | 23.1 | 興行収入 |
| 2003 | のび太とふしぎ風使い | 25.4 | 興行収入 |
| 2004 | のび太のワンニャン時空伝 | 30.5 | 興行収入 |
第1期で配給収入が最も高かったのは1989年『のび太の日本誕生』の20.2億円。興行収入に切り替わった2000年以降では『のび太の太陽王伝説』と『のび太のワンニャン時空伝』がともに30.5億円で並んだ。
水田わさび版(2006年 – )全20作品
2005年に声優陣が一新され、2006年の『のび太の恐竜2006』から第2期がスタート。2021年はコロナ禍の影響で映画公開がなく、2022年に『のび太の宇宙小戦争2021』が公開された。全作品が興行収入での発表となっている。
| 公開年 | タイトル | 興行収入(億円) |
|---|---|---|
| 2006 | のび太の恐竜2006 | 32.8 |
| 2007 | のび太の新魔界大冒険 | 35.4 |
| 2008 | のび太と緑の巨人伝 | 33.7 |
| 2009 | 新・のび太の宇宙開拓史 | 24.5 |
| 2010 | のび太の人魚大海戦 | 31.6 |
| 2011 | 新・のび太と鉄人兵団 | 24.6 |
| 2012 | のび太と奇跡の島 | 36.2 |
| 2013 | のび太のひみつ道具博物館 | 39.8 |
| 2014 | 新・のび太の大魔境 | 35.8 |
| 2015 | のび太の宇宙英雄記 | 39.3 |
| 2016 | 新・のび太の日本誕生 | 41.2 |
| 2017 | のび太の南極カチコチ大冒険 | 44.3 |
| 2018 | のび太の宝島 | 53.7 |
| 2019 | のび太の月面探査記 | 50.2 |
| 2020 | のび太の新恐竜 | 33.5 |
| 2022 | のび太の宇宙小戦争2021 | 26.9 |
| 2023 | のび太と空の理想郷 | 43.4 |
| 2024 | のび太の地球交響楽 | 43.1 |
| 2025 | のび太の絵世界物語 | 45.1 |
| 2026 | 新・のび太の海底鬼岩城 | 40.0超(公開中) |
シリーズ歴代最高は2018年『のび太の宝島』の53.7億円。第2期は全体的に30億円台後半から40億円台で安定しており、2016年以降は40億円超えが常態化している。
第1期と第2期の傾向比較
- 第1期(大山のぶ代版):配給収入ベースで10億 – 21億円の範囲。興行収入に換算すると実際の観客動員規模はさらに大きかったと推測される
- 第2期(水田わさび版):興行収入ベースで24.5億 – 53.7億円。チケット単価上昇やIMAX上映の普及も追い風となっている
- 2020年・2022年:コロナ禍の影響で興行収入が一時的に落ち込んだが、2023年以降は40億円台に回復
- リメイク作品:「新・」が付くリメイク作品は6本(恐竜2006、宇宙開拓史、鉄人兵団、大魔境、日本誕生、海底鬼岩城)あり、いずれもオリジナル版と異なる切り口で再構成されている
興行収入トップ5
- のび太の宝島(2018年):53.7億円
- のび太の月面探査記(2019年):50.2億円
- のび太の絵世界物語(2025年):45.1億円
- のび太の南極カチコチ大冒険(2017年):44.3億円
- のび太と空の理想郷(2023年):43.4億円
トップ5はすべて第2期の作品。2017年以降の作品が上位を占めており、近年のドラえもん映画の集客力の高さがわかる。
45年以上にわたって毎年春に劇場公開が続いている映画シリーズは、国内アニメでもドラえもんくらいではないだろうか。数字の推移を眺めるだけでも、時代ごとの観客層の変化が見えてくる。親子三世代で観る作品になっているという事実が、このシリーズの本当の強さだと思う。
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