ほぼストーカー?『ヒカルの碁』塔矢アキラの執着がもはやホラーな件

『ヒカルの碁』、不朽の名作ですよね。今読んでも色褪せない面白さがあります。
少年たちの熱い囲碁バトル、友情、成長…どれをとっても一級品です。
でも、俺、連載当時からずっと思ってたことがあるんですよ。
主人公・進藤ヒカルの永遠のライバル、塔矢アキラ…あいつ、ちょっとヤバくないか?と。
ヒカルへの執着が、もはやライバルという領域を軽く飛び越えて、ストーカーとかメンヘラのそれに片足突っ込んでいる気がしてならないんです。
「いやいや、天才同士の真剣勝負だろ」という意見もわかります。わかりますが、彼の奇行の数々を思い返すと、どうもそれだけでは説明がつかないんですよね。
今回は、そんな塔矢アキラの「ヤバさ」について、ネットの意見も交えつつ、深く掘り下げていこうと思います。
ネット民も認定済み「あいつはメンヘラでホモ」
まず、俺と同じように感じている人がどれだけいるのか気になって、ネットの海を少し泳いでみました。
すると、出るわ出るわ…。
「塔矢アキラはメンヘラでホモ」
「同年代にライバル不在で寂しかったのに、いざ現れたらメンヘラホモになる男」
「イケメンで才能があるから許されてるけど普通にサイコパス」
いやはや、辛辣ながらも的確な意見が並んでいて、思わず頷いてしまいました。
特に秀逸だと思ったのが、「もしヒカルがプロにならなかったらストーキングして『なぜプロにならないんだ?僕と戦いたくないのか?』とか言ってきそう」という予想。
めちゃくちゃ目に浮かびますよね。雨の日にヒカルの家の前でずぶ濡れになりながら待ってそうです。
ファンの間ではもはや「塔矢アキラの行動原理はすべてヒカル」というのが共通認識になっているようです。
彼の心の中は、まさに「進藤、進藤、進藤…」で埋め尽くされている。そう考えると、彼の行動すべてに合点がいくから恐ろしいものです。
原作に刻まれた数々の「犯行記録」
まあ、ネットでこれだけ言われるのも無理はありません。原作を読み返すと、彼の「異常な執着」を示す証拠がゴロゴロ転がっているんですから。
ここでは、特にファンから「ヤバい」と名高い三大奇行を見ていきましょう。
もはやカチコミ「海王中・囲碁部襲撃事件」
ヒカルが海王中の囲碁部員だと知ったアキラが、どうしたか。
なんと、他校である海王中の部室に単身乗り込みます。普通に不法侵入です。
そして、部員たちを威圧しながらヒカルを探し、最終的にヒカルにカーテンを「シャッ」と閉められて追い返される。
この一連の流れ、何度見ても笑ってしまいますが、冷静に考えると完全にアウトな行動です。
ライバルに会いたい一心で、学校にまで押しかける中学生。この時点で、彼のタガが外れていることがよくわかります。
恐怖!図書館の角から「君を待っていた」
これも有名なシーンですね。ヒカルを待ち伏せるために、彼の学校の図書室にまで忍び込むアキラ。
そして、お昼寝中のヒカルの真横に現れて、こう囁くわけです。
「君を待ってる、それだけを言いに来たんだ」
…怖すぎません?
読者はアキラが校門から入るシーンを知っているからまだマシですが、ヒカルの視点からすれば悪夢ですよ。
図書館で寝てたら、いきなり横からイケメン(だけど目は据わってる)が出現して、ポエミーなことを言ってくる。ホラーです。
人の心がないムーブ「越智くん、徹底利用事件」
プロ試験でヒカルと同期になる越智くん。彼がまた、アキラの奇行の被害者なんです。
アキラは越智くんに指導碁を打ってあげるのですが、その目的はただ一つ。
ヒカルの情報を聞き出すため。
指導中も、越智くんが囲碁の話をしているのに、それを遮って「進藤は!?ねえ進藤はどうだった!?」と食い気味に質問攻め。
これ、アキラだから許されているだけで、普通に考えたら最低の行為です。人の善意を利用する、まさに人の心がないムーブと言えるでしょう。
越智くん、本当に可哀想…。
魂からの叫び?もはや告白レベルのセリフたち
彼の異常性は、行動だけにとどまりません。口から出る言葉も、なかなかにキレています。
彼の珠玉のセリフをいくつか振り返ってみましょう。
- 「誰と打っても君のことばかり考えている…」
- 「キミを1番知っているボクだからわかる ボクだけがわかる キミの中に………もう1人いる」
- 「来い、進藤!ボクはここにいる‼︎」
…どうでしょう。もはや恋する乙女のセリフ、あるいはサスペンスドラマの犯人のセリフにしか聞こえません。
特に「キミの中にもう1人いる」は、ヒカルの中にいるsaiの存在を直感で見抜いた名セリフですが、文面だけ見ると完全にヤバい奴です。
アニメ版の声優・小林沙苗さんの、あの透き通った声でこれらのセリフが発せられることで、その狂気と純粋さが際立ち、俺たちの脳に深く刻み込まれることになりました。
なぜ塔矢アキラは「こう」なってしまったのか
さて、ここまで塔矢アキラのヤバい行動やセリフを並べてきましたが、ここで一つの疑問が浮かびます。
なぜ、彼はこれほどまでに歪んだ執着をヒカルに向けるようになったのでしょうか。
ただの「ヤバい奴」で片付けてしまうのは簡単ですが、もう少し彼の内面に踏み込んでみたいと思います。
天才ゆえの「孤独」という病
彼の行動原理を理解する上で最も重要なのが、「孤独な天才」という側面です。
塔矢アキラは、父が名人という囲碁界のサラブレッド。幼い頃から大人たちをなぎ倒し、同世代に敵は一人もいませんでした。
想像してみてください。毎日、周りの誰とも話が合わない。自分の情熱を分かち合える相手がいない。そんな孤独な世界です。
そこに突然現れたのが、進藤ヒカル(の中にいるsai)でした。
自分を唯一打ち負かし、自分の知らない高みを見せてくれた存在。そんな相手に出会ってしまったら、そりゃあ人生観も変わるし、執着もするでしょう。
彼の異常な行動は、長年の孤独を埋めてくれるかもしれない「光」に対する、不器用で必死なアプローチだったのかもしれません。
対人スキルを学ぶ前に「神の一手」を求めちゃった男
もう一つの側面は、彼の致命的な社会性の欠如です。
囲碁一筋で生きてきた彼は、普通の子供が経験するような人間関係の築き方を全く学んでいません。
どうすれば友達になれるのか、ライバルとはどういう距離感で接するべきか。その物差しを彼は持っていないのです。
だから、ヒカルに対する「もっと君を知りたい」「君と打ちたい」という純粋な探求心が、結果として「押しかけ」「待ち伏せ」といったストーカーまがいの行動になってしまう。
彼は、コミュニケーションのやり方が、囲碁しかなかった。なんとも悲しく、そして愛おしいキャラクターではないでしょうか。
結論:それでも俺たちは塔矢アキラが好きだ
結局のところ、塔矢アキラはメンヘラなのでしょうか?
答えは、おそらくイエスです。メンヘラであり、ヤンデレであり、ストーカー気質でもある。
しかし、それは彼の欠点であると同時に、抗いがたい魅力の源泉にもなっているのです。
ただのクールな天才ライバルだったら、ここまで多くのファンの心に残り続けることはなかったでしょう。
囲碁のことしか頭になく、ヒカルへの執着で暴走してしまう不器用さ。その危うさと純粋さが同居するアンバランスさこそが、塔矢アキラというキャラクターを唯一無二の存在に押し上げています。
これがイケメンで天才じゃなかったら、ただの通報案件なのは間違いありません。
でも、そのすべてをひっくるめて、俺たちは塔矢アキラという人間が、どうしようもなく好きなんだと思います。
この記事を読んで、あなたは塔矢アキラについてどう思いましたか?
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