Re:ゼロ4期、スバルが失うものの重さに泣いた

今日も推しの話をさせてください。

Re:ゼロ4期「喪失編」が始まって、毎週水曜日が怖くて仕方ない。だって、ナツキ・スバルがこれまで積み上げてきたもの全部を奪われる話なんですよ。

※本記事にはRe:ゼロから始める異世界生活 4th season(2026年4月放送中)のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

プレアデス監視塔への旅路――代償を背負って歩く

3期で描かれた水門都市プリステラでの死闘。あの戦いに「勝った」はずなのに、スバルたちが得たものって何だったんでしょう。

“暴食”の権能によって眠り続けるレム。記憶を奪われたクルシュ。名前を奪われたユリウス。勝利の果てに残されたのは、取り返しのつかない「喪失」の山でした。

4期第67話「君を連れ出す理由/ゴージャス・タイガー・リローデッド」の冒頭、ガーフィールがスバルと別れるシーンで、もう私はダメでした。あの涙。「行ってこい」って送り出す背中。仲間を救うために最果ての地へ向かうスバルたちの覚悟が、痛いほど伝わってくるんです。

アナスタシアの提案で目指すことになったのは、ルグニカ三英傑の一人『賢者』シャウラが住まうプレアデス監視塔。最強の剣聖ラインハルトですら攻略できなかったアウグリア砂丘の先にそびえ立つ、まさに「最果て」の場所です。

第68話「砂時間を越えろ」では、ラム、レム(眠ったまま)、メィリィ、ベアトリス、エミリアたちとともに砂丘に挑むスバルが描かれましたが、ここで久しぶりの「死に戻り」が発動して……。あのSE、あの演出、何度経験しても心臓が縮むんですよ。SNSでも「リゼロはじまったな」って声が溢れていましたけど、本当にそう。これこそリゼロ。

先週まで推しの子のアクアが最推しだったのに……気づけばもうスバルのことしか考えられなくなっている自分がいます。ごめんねアクア。

記憶を失ったスバル――「自分」すら信じられない絶望

ここからが4期「喪失編」の本当の地獄です。

原作第6章で描かれるこの展開、プレアデス監視塔に到着したスバルたちは「三つの試練」に挑むことになります。そして二つ目の試練で現れるのが、初代剣聖レイド・アストレア(CV:杉田智和さん)。もうこのキャスティングだけで震えませんか?

でも本当に恐ろしいのはその先。一夜明けたとき、スバルは異世界に来てからの記憶をすべて失っているんです。

エミリアの名前も。レムへの想いも。ベアトリスとの契約も。ラムの毒舌も。仲間たちと泣いて笑って、死んで生き返って積み上げてきた全部が、消えてしまう。

これがどれだけ残酷なことか、わかりますか?

私たちはスバルがどれだけの死を繰り返してここまで来たか知っている。エミリアのために何度命を投げ出したか覚えている。でも当の本人は何も覚えていない。目の前にいる人たちが味方なのか敵なのかすらわからない。記憶を失ったスバルが仲間に対して疑念を抱き、追い詰められていく姿は、これまでのどの「死に戻り」よりも残酷かもしれません。

だって「死に戻り」は身体の死でしょう? でも記憶の喪失は、「自分」という存在そのものの死じゃないですか。ナツキ・スバルがナツキ・スバルである理由を、全部奪われてしまうんです。

犯人は暴食の大罪司教ルイ・アルネブ(CV:小原好美さん)。プレアデス監視塔三層タイゲタの書庫から繋がる「記憶の回廊」に潜み、スバルの記憶を丸ごと喰らった存在です。他人の記憶を食らい続けた結果、自分自身の人生に飢えているという――ある意味、スバルとは正反対の「喪失」を抱えたキャラクター。

ルイが欲しかったのはスバルの「死に戻り」の力。でも実際にその力を使ってみたら、死の苦痛に耐えられなかった。スバルがどれだけの痛みの上に立っていたのか、皮肉にもルイが証明してしまうんですよね。

それでも手を伸ばすのが、ナツキ・スバルという人間

「喪失編」というタイトルが示す通り、4期前半の全11話はスバルから「奪われる」物語です。

記憶を。信頼を。自分自身を。

でも、だからこそ問われるんです。全部なくなったとき、それでも残るものは何なのかって。

記憶がなくても、スバルの本質は変わらないはずなんですよ。目の前で誰かが泣いていたら手を伸ばさずにいられない。格好悪くても、弱くても、それでも諦めない。その衝動だけは、記憶なんかに左右されないものだと、私は信じたい。

3期までのスバルは「仲間のために」死に戻りを繰り返してきました。でも4期の記憶喪失スバルは、その「仲間」すら知らない状態から始まる。つまりこれは、ナツキ・スバルという人間の根っこにあるものを試される物語なんです。

そしてこの「喪失編」全11話の先に待つのが、8月放送予定の「奪還編」全8話。失ったものを取り戻す戦いが、そこから始まるわけです。

正直、毎週観るのがしんどいです。第68話のラストで泣いて、予告で第69話(4月22日放送)の映像を見てまた泣いて。原作ファンの方が「来週が一番エグいかも」って言ってたのを見て、もう怖くて仕方ない。

でも観ないという選択肢はないんですよ。だってスバルが逃げてないんだから。

まとめ:喪失の先にある光を信じて

Re:ゼロ4期「喪失編」は、スバルからすべてを奪うことで、逆に「ナツキ・スバルとは何者か」を浮き彫りにする物語です。

  • プリステラの死闘の代償――レムの眠り、クルシュの記憶喪失、ユリウスの名前喪失
  • プレアデス監視塔での試練と、初代剣聖レイド・アストレアの登場
  • 暴食の大罪司教ルイ・アルネブによるスバルの記憶喪失
  • 全てを失ってなお「手を伸ばす」スバルの本質

監督・篠原正寛さん、シリーズ構成・横谷昌宏さん、アニメーション制作WHITE FOXという布陣で、原作第6章「記憶の回廊」がどう映像化されるのか。鈴木このみ feat. AshnikkoによるOP「Recollect」(”再想起”というタイトルがもう泣ける)が流れるたびに、喪失と再���の物語が加速していきます。

毎週水曜日、覚悟を決めて画面の前に座りましょう。スバルが何度失っても立ち上がるなら、私たちだって最後まで見届けなきゃいけないじゃないですか。

……正直に告白すると、記憶を失ったスバルがエミリアの名前を思い出せないシーンを想像しただけで、もう目が潤んでます。あの二人が積み上げてきた時間の重さを知っているからこそ、喪失の残酷さが胸に刺さるんですよね。でも、きっと大丈夫。だってスバルは――何度だって、ゼロから始められる人だから。

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