【悲報】中国・武漢で新種のコウモリコロナウイルスが発見される。人に感染可能性あり。ワクチンメーカーの株価も上昇

中国科学院武漢ウイルス研究所の研究員が、ヒトへの感染が確認されていないものの、実験室でその可能性を示した新たなコウモリ由来コロナウイルス「HKU5‑CoV‑2」を発見しました。論文は18日に生命科学誌「セル」に掲載され、香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが21日に報じております。

情報元:
中国・武漢で新種のコウモリコロナウイルス衝撃…「ヒトに感染可能」（中央日報日本語版） – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/843d979b5aeea1e35685600e00784f9af5f72931

ウイルスの特徴と感染リスク

今回のウイルスは、新型コロナウイルス（SARS‑CoV‑2）と同じくヒト受容体を介して細胞内に侵入できる性質を持っています。また、過去に中東呼吸器症候群（MERS）を引き起こしたウイルス群と密接な関連があることも明らかとなりました。とはいえ、研究陣は新型コロナウイルスのようにヒト細胞へ容易に侵入するわけではないと説明し、今回の発見はあくまで実験室での確認結果に留まると強調しております。

研究所の背景と市場の動向

武漢ウイルス研究所は、新型コロナウイルスの起源説で取りざたされるなど、国内外で大きな注目を浴びております。今回の研究を主導した石正麗博士は、中国国内で「バットウーマン」と称されるほどコウモリウイルスの研究に精通しておられます。一方、関連報道を受け、モデルナ、ノババックス、ファイザーなど一部のワクチンメーカーの株価が上昇したとの情報もあり、市場にも波及効果が見られます。

今後の見通し

今回の発見は、ウイルスの進化や感染リスクに関する新たな知見を提供するものですが、現時点ではヒトへの感染実例は確認されておりません。研究陣は「ヒト集団での出現リスクが過度に強調されるべきではない」と述べており、今後も慎重な検証と注視が求められます。今回の研究成果が、ウイルス対策や今後のパンデミック予防策にどのように生かされるか、引き続き関心が寄せられます。